大田原の住宅

暮らしにあわせて増築する
 敷地は20~30年程前に開発された分譲住宅地にあります。住み手は中古住宅として購入し10数年暮らしていましたが、手狭になってきたこともあり、1階の一部と2階に1室(寝室)を増築することにしました。

続き間として使える畳室
 1階は6帖の和室が2室と6帖のダイニングキッチンという構成だったものを、6帖和室と台所を1室にまとめ、リニューアルした6帖の和室も引込戸で区画することによって一体的に利用できるようにしました。
 一部の柱は新しいものに入れ替え、居間の押入れを撤去し(収納は他に確保)広く使えるようにしました。

子供室と寝室
 2階は6帖の和室と6帖の洋室という構成でしたが、12帖の子供室1室にまとめ、成長に応じて移動式収納家具で2室に分割できるようにしました。 また納戸を併設した寝室を新たに増築し、トイレと簡単な洗面手洗いも設けました。

2Way玄関
 玄関は通常の玄関に並行して家族用の玄関納戸を設け、来客時にも収納物や履物が気にならないようにしています。

大田原の住宅

子供の成長に合わせ増築する計画.外部は屋根の葺き直し外壁補修を行い内部は間取り変更を伴う全面改修工事.

建 設 地:栃木県大田原市
工事種別:増改築 改修 リノベーション
規模構造:地上2階建 / 在来木造
延床面積: 115.09㎡(34坪)
主要用途:専用住宅(夫婦+2人)
設計期間:2009年11月~2010年3月
工事期間:2010年4月~2010年8月
設 計 :深澤明
施 工 :木村

『大田原の住宅』おおたわらのじゅうたく