小屋のようなサーフィンのための週末住宅
休日にサーフィンを楽しむための拠点としての建築の計画です。 敷地は房総半島九十九里浜にほど近いところにありますが、周辺は別荘地として分譲された小さな区画の土地が広がっており、隣家との距離はあまり離れていません。また周辺には低層の建物しかなく、地形も平坦で大きく空が見えることから、上部に開放的な窓を設けることにしました。
形状は単純な片流れ屋根とし、海の空が見える方向に高窓を設けました。用途上は寝泊りできる場所と簡単なキッチン、風呂は必要なく、サーフィンから帰ってきてそのまま砂を流したり利用できるシャワー、友人が遊びに来たときに寝泊りできる場所などが求められました。。
屋根形状に合わせた居間
内部はコンパクトキッチンのある約18帖の居間、トイレとシャワーブースのある土間の2室のみのシンプルな平屋の構成とし、その上部に6帖のロフトを設けることにしました。
室内は化粧石膏ボードを利用しコストを抑えています。
シャワーブース
外から直接入れる土間のシャワーブース。土間にはロングサイズのサーフボードをそのまま立て掛けて収納することができます。